生化学的および臨床的に高価値の分子ケルセチン: 糖尿病と癌に対する有益な効果
Quercetin: A Molecule of Great Biochemical and Clinical Value and Its Beneficial Effect on Diabetes and Cancer
- 出典:
- Diseases
- 2022
- 10
- 37
- DOI:
- 10.3390/diseases10030037
- 要旨:
- 癌と糖尿病を中心に、ケルセチンの生理活性をハイライトした総説。抗酸化作用・吸収とバイオアベイラビリティ・癌・糖尿病・毒性に章分けして、ケルセチンの分子メカニズムを論じている。動物実験の文献が中心だが、糖尿病に関するコホート研究と、血糖値に関する臨床研究のSRおよびMAの論文も、それぞれ取上た。また、食物中のケルセチン含量にも言及した。