ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

多彩な薬理作用を持つケルセチンの、溶解性と透過性を高めるアプローチに関する総説

A Review of Various Pharmacological Effects of Quercetin with its Barriers and Approaches for Solubility and Permeability Enhancement

著作名:
Rakesh Mishra
Shweta Kulkarni
出典:
The Natural Products Journal
2022
12
e151021197263
DOI:
10.2174/2210315511666211015122340
キーワード:
総説
ケルセチン
溶解性
透過性
薬物送達
要旨:
ケルセチンは多彩な薬理作用を持ちながら、バイオアベイラビリティの低さゆえに医薬品として実用化されない。ケルセチンの欠点である溶解性と透過性を克服した論文をまとめ、総説とした。固体分散体・包接複合体・プロドラッグ・ナノ乳濁液・ミセル・リポソーム・自己ナノ乳化型ドラッグデリバリーシステム(SNEDDS)・ミクロスフェアに章分けして、最近の進歩を論じた。