ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは、ペルフルオロオクタンスルホン酸がラットに誘発した肝毒性を改善する: 生化学的・組織学的・免疫組織化学的研究

Quercetin Ameliorated Perfluorooctane Sulfonate-Induced Hepatic Toxicity in Adult Male Albino Rats (Biochemical, Histological and Immunohistochemical

要旨:
ペルフルオロオクタンスルホン酸を投与したラットは、体重と血中SOD・GPx・カタラーゼが減少し、肝重量・マロンジアルデヒド・C反応性蛋白質は著しく増大した。肝組織においては、炎症性の細胞浸潤・肝細胞の空胞化、核の異常な形状・ミトコンドリアの腫れを、肝切片の顕微鏡観察で認めた。しかし、ケルセチンを共投与すると、この様な異常を回避した。