抗高血糖活性、II型糖尿病ラットの組織病理学的変化、バリデーションされた高性能薄層クロマトグラフィーによる粟(Setaria italica L. Beauv.)中のケンフェロールとケルセチンの同時検出
Antihyperglycemic Activity, Histopathological Change of Type II Diabetic Rat, Simultaneous Determination of Kaempferol and Quercetin in Foxtail Millet (Setaria italica (L.) Beauv.) by Validated High-Performance Thin-Layer Chromatography
- 出典:
- Current Drug Delivery
- 2022
- 19
- in press
- DOI:
- 10.2174/1567201819666220623153204
- 要旨:
- ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病のモデルラットを用いる、粟種抽出物の薬効評価。既存の糖尿病治療薬グリベンクラミドをポジコンに用いて行った。粟種抽出物300 mg/kgを投与したラットは対照と比較して、HbA1cと空腹時血糖値を有意に減少した。しかし、肝臓に軽度のコレステロール出血とリンパ球浸潤が見られた。以上の結果は、糖尿病患者の主食には粟が適していることを示唆した。
この論文は撤回された。