ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチン・シンナムアルデヒド・ヒルジンの組合せは、Nrf-2/HO-1の活性化とNF-κBの阻害により、高グルコースが誘発した損傷からラットの脊髄後根神経節ニューロンを保護する

Combination of quercetin, cinnamaldehyde and hirudin protects rat dorsal root ganglion neurons against high glucose-induced injury through Nrf-2/HO-1 activation and NF-κB inhibition

要旨:
ラットの脊髄後根神経節ニューロン(DRG)を、45 mMの高濃度グルコースに24時間暴露して損傷を促し、糖尿病性神経障害のvitroモデルとした。高グルコースは細胞内の活性酸素種を上昇し、NF-κBシグナル伝達を活性化して、DRGにアポトーシスを促進した。ケルセチン・シンナムアルデヒド・ヒルジンの組合せは、カスパーゼ-3を不活性化してアポトーシスを抑制した。組合せはまた、NF-κB・IL-6・TNF-αの発現を下方調節し、Nrf-2とHO-1の発現を上方調節してNrf-2/HO-1経路を活性化した。