ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンの抗炎症作用: 総説

Anti-Inflammatory Properties of Quercetin: A Review

著作名:
Chibuzo Carole Nweze
Wandoo Tseaa
Ini Patrick Ekpe
出典:
Journal of Drug Delivery and Therapeutics
2022
12 (4)
205-210
DOI:
10.22270/jddt.v12i4.5453
キーワード:
総説
ケルセチン
抗炎症作用
標的蛋白質
TLR-4
Nrf-2
PPARγ
PKC
要旨:
ケルセチンの抗炎症作用をまとめた総説。まず、炎症応答と炎症の種類について概説した後、ケルセチンの化学的性質と体内動態に言及した。ケルセチンの作用としては、標的蛋白質をTLR-4・Nrf-2・PPARγ・PKCの4つに絞り、その後のシグナル伝達経路と炎症マーカーの発現阻害を論じる。