ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ストレプトゾトシンが誘発した糖尿病ラットにおける、ケルセチンによる低血糖・脂質低下・創傷治癒の可能性

Hypoglycemic, hypolipidemic, and wound healing potential of quercetin in streptozotocin-induced diabetic rats

要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病のモデルラットの皮膚に、傷をつけた。傷口にケルセチンを配合した軟膏を塗布すると創傷治癒を認めたが、ケルセチンの経口投与を併用すると、より効果的に治癒した。しかし、軟膏の塗布のみでは血糖値は低下せず、経口投与の併用群のみが血糖値の低下を認めた。