抗炎症および抗菌パラメータに関する、ケルセチンとクルクミンとの複合効果
Combined effects of quercetin and curcumin on anti-inflammatory and antimicrobial parameters in vitro
- 出典:
- European Journal of Pharmacology
- 2019
- 859
- 172486
- DOI:
- 10.1016/j.ejphar.2019.172486
- 要旨:
- ケルセチンとクルクミンの組合せを作用した細胞内では、それぞれの単独投与と比べて顕著な抗炎症作用を発揮した。すなわち、COX-2の発現を下方調節・NF-κBを不活性化・一酸化窒素の産出抑制に、ケルセチンとクルクミンの相乗効果を認めた。組合せはまた、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の最小発育阻止濃度においても、単独作用時より優れていた。