ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンの摂取量と胃癌のリスク: スウェーデンにおける人口ベースとする疫学研究

Dietary quercetin intake and risk of gastric cancer: results from a population-based study in Sweden

著作名:
A. M. Ekström
M. Serafini
O. Nyrén
A. Wolk
C. Bosetti
R. Bellocco
出典:
Annals of Oncology
2011
22
438-443
DOI:
10.1093/annonc/mdq390
キーワード:
ケルセチン
摂取量
胃癌
オッズ比
疫学研究
要旨:
スウェーデンの人口ベースの症例対照研究(505人の症例、1,116人の対照)のデータを利用して、ケルセチンの摂取量と胃癌のリスクとの関連を調査した。その結果、両者の間に強力な逆相関を認めた。すなわち、ケルセチン摂取量の上位1/5層(11.9 mg/day以上)と下位1/5層(4.0 mg/day以下)の間のオッズ比は、0.57(95%信頼区間: 0.40, 0.83, P<0.001)であった。