ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはオーロラBキナーゼを標的として、肺癌の増殖を抑制する

Quercetin suppresses lung cancer growth by targeting Aurora B kinase

要旨:
Vitro: ケルセチンは、マウス表皮細胞株JB6Cl41およびヒト由来肺癌細胞株A549の両方で、オーロラBキナーゼを阻害した。同酵素をノックダウンしたA549は、ケルセチン感受性が低下して、高濃度のケルセチン作用下でも生存した。Vivo: A549を移植したマウスにケルセチンを投与すると、用量依存的に腫瘍組織の成長を阻害した。