ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

慢性疼痛の治療におけるケルセチンの新たな役割

The emerging role of quercetin in the treatment of chronic pain

著作名:
Cheng Liu
Dai-Qiang Liu
Yu-Ke Tian
Wei Mei
Xue-Bi Tian
Ai-Jun Xu
Ya-Qun Zhou
出典:
Current Neuropharmacology
2022
20
2346-2353
DOI:
10.2174/1570159X20666220812122437
キーワード:
総説
ケルセチン
慢性疼痛
動物実験
作用機序
要旨:
ケルセチンの鎮痛効果の根底にあるメカニズムをまとめた総説。全て動物実験の論文である。炎症性疼痛・神経因性疼痛・癌性疼痛それぞれの動物モデルにおける、ケルセチンの抗侵害受容効果を論じる。そのメカニズムとして、抗炎症作用・抗酸化作用・各種作動性(シナプス・GABA・オピオイド)の調節に言及する。