ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

切りたてのパパイヤの賞味期限を延ばす、ヒドロキシアパタイトとイソケルセチンを含むアルギン酸の表面処置

Alginate-based coatings charged with hydroxyapatite and quercetin for fresh-cut papaya shelf life

要旨:
13.5×12.5×5 cmに切ったパパイヤを冷蔵保存する際の、表面処置の方法を比較した。すなわち、アルギン酸溶液を塗る場合、イソケルセチンを塗る場合、イソケルセチンーヒドロキシアパタイト複合体を塗る場合、表面処置なしの4通りを比較した。14日間保存した際の細菌数は、イソケルセチンーヒドロキシアパタイト複合体による処置が4.8 log CFU/gであったのに対し、処置なしでは8.3 log CFU/g、他の2条件は7.0 log CFU/gであった。