ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

腺癌に有効なケルセチンー金量子ドット

Click gold quantum dots biosynthesis with conjugation of quercetin for adenocarcinoma exertion

要旨:
ケルセチンと金を超音波を照射して、迅速に新規な量子ドット(半導体ナノ粒子)を得た。ヒト由来非小細胞肺癌細胞株HOP-62および慢性骨髄性白血病細胞株K562を用いて、量子ドットとフリーのケルセチンとの増殖阻害活性を比較した。その結果、HOP-62に対しては同等の増殖阻害活性を示し、K562にはフリーのケルセチンと比べて活性が約1000倍に増強された。