ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンを含む四面体フレームワーク核酸による、リポ多糖が誘発した敗血症の抑制

Suppression of Lipopolysaccharide-Induced Sepsis by Tetrahedral Framework Nucleic Acid Loaded with Quercetin

要旨:
ケルセチンの水溶性とバイオアベイラビリティの低さを克服すべく、四面体フレームワーク核酸(tFNA)に担持した新規ナノDDSを設計した。その結果、フリーのケルセチンと比べて、水溶性・抗炎症作用・抗酸化作用の向上を確認した。リポ多糖で惹起した敗血症のモデルマウスにこのDDSを投与すると、炎症と損傷を著しく軽減した。