ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

マイクロ乳濁液によるケルセチンの眼への送達: 設計・物性評価・ex vivo角膜透過

Ocular Delivery of Quercetin Using Microemulsion System: Design, Characterization, and Ex-vivo Transcorneal Permeation

著作名:
Eskandar Moghimipour
Negar Farsimadan
Anayatollh Salimi
出典:
Iranian Journal of Pharmaceutical Research
2022
21
e127486
DOI:
10.5812/ijpr-127486
キーワード:
ケルセチン
マイクロ乳濁液
流束係数
拡散係数
角膜
膜透過性
ex vivo
要旨:
ケルセチンを含むマイクロ乳濁液を新規に設計して、8種類のサンプルを作成した。液滴径は5.31~26.07 nmであり、pHは5.22~6.20であった。最も優れた物性として、58.8 µg/cm2·hの流束係数と0.009 cm2/hの拡散係数を記録したが、フリーのケルセチンと比べて8.8倍と 17.9倍に相当した。また、ウサギの角膜を用いる透過性試験では、5時間で最大16.11%の透過率であった。