ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンと没食子酸エピガロカテキン(EGCG)は、JAK/STATシグナル伝達経路を抑制して、胆管癌細胞に予防効果を示す

Quercetin and EGCG Exhibit Chemopreventive Effects in Cholangiocarcinoma Cells via Suppression of JAK/STAT Signaling Pathway

著作名:
Laddawan Senggunprai
Veerapol Kukongviriyapan
Auemduan Prawan
Upa Kukongviriyapan
出典:
Phytotherapy Research
2014
28
841-848
DOI:
10.1002/ptr.5061
キーワード:
ケルセチン
EGCG
胆管癌
JAK/STAT
要旨:
ケルセチンと没食子酸エピガロカテキン(EGCG)は両方とも、胆管癌細胞に効力を示した。胆管癌細胞では、IL-6やインターフェロン-γのような炎症サイトカインがJAK/STATシグナル伝達を活性化するが、ケルセチンやEGCGを予め投与すると抑制された。両フラボノイドはまた、JAK/STATを介するiNOSとICAM-1の産出を阻害した。