ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

Limosilactobacillus fermentum・ケルセチン・レスベラトロールを組合せた食品製剤は、結腸を模倣した発酵にて腸内細菌叢の多様性・代謝産物の産出・抗酸化能に有益である

Nutraceutical formulations combining Limosilactobacillus fermentum, quercetin, and or resveratrol with beneficial impacts on the abundance of intestinal bacterial populations, metabolite production, and antioxidant capacity during colonic fermentation

要旨:
Limosilactobacillus fermentum 10 log CFU/mL、ケルセチン160 mg、レスベラトロール150 mgよりなる食品製剤を設計した。結腸を模倣した発酵にて、この食品製剤は、ラクトバチルス種/エンテロコッカス種の相対比を増加し、ビフィドバクテリウム属も増大した。一方、バクテロイデス属/プレボテーラ属の相対比・クロストリジウムヒストリチカムは減少した。この食品製剤はまた、発酵培地における代謝産物の産出と抗酸化能を増加し、実際の腸内環境に良好な影響を示唆した。