ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

胃癌に対するケルセチンの作用機序を、ネットワーク薬理学で解明する

Systematic Elucidation of the Mechanism of Quercetin against Gastric Cancer via Network Pharmacology Approach

要旨:
ネットワーク薬理学にて、ケルセチンの胃癌に対する標的蛋白質を特定した。京都遺伝子ゲノム百科事典(Kyoto Encyclopedia of Genes and Genomes, KEGG)で解析した結果、ケルセチン関連遺伝子36個の内、15個が胃癌関連の標的と重複した。蛋白質間相互作用のネットワーク解析にて、AKT1・EGFR・SRC・IGF1R・PTK2・KDRの6種の標的蛋白質を特定した。