ラット海馬ニューロンの初代培養およびラットの海馬CA1領域において、イソケルセチンは抗酸化・抗炎症・抗アポトーシス効果を発揮して限局性虚血における脳障害を改善する
Isoquercetin Ameliorates Cerebral Impairment in Focal Ischemia Through Anti-Oxidative, Anti-Inflammatory, and Anti-Apoptotic Effects in Primary Culture of Rat Hippocampal Neurons and Hippocampal CA1 Region of Rats
- 出典:
- Molecular Neurobiology
- 2017
- 54
- 2126–2142
- DOI:
- 10.1007/s12035-016-9806-5
- 要旨:
- ラットに中大脳動脈閉塞再灌流した後、イソケルセチンを投与すると、梗塞部分・アポトーシスされる細胞数・酸化ストレス・炎症が縮小した。イソケルセチンはc-AMP応答を調節して、海馬の神経細胞のアポトーシスを抑制するメカニズムを見出した。