ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ナノカプセル化したケルセチンはMMP-13を下方調節して、ジエチルニトロソアミンがラットの肝組織に誘発した癌を制御する

Nanocapsulated quercetin downregulates rat hepatic MMP-13 and controls diethylnitrosamine-induced carcinoma

要旨:
発癌物質ジエチルニトロソアミンで、ラットの肝組織を刺激した。発癌の前兆として、肝組織は活性酸素種・TNF-α・IL-6が上昇し、MMP-13が活性化して、酸化的損傷と病変を伴う過形成結節をもたらした。ケルセチンを封じ込めたナノカプセルを投与すると、この様な発癌に関連する事象を有意に抑制した。