ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケンフェロールおよびケルセチンのSb(V)錯体: 合成・構造決定・抗リーシュマニア活性

Sb(V) Kaempferol and Quercetin Derivative Complexes: Synthesis, Characterization and Antileishmanial Activities

要旨:
ケルセチンおよびケンフェロールのそれぞれから4工程で、相当する7-O-ベンジル誘導体を合成した。これらにSbCl5を加えて、Sb:フラボノイド 1:2の錯体を得た。これらの構造は、各種スぺクロスコピーにて決定された。無鞭毛型のリーシュマニア寄生虫に対するSb錯体のIC50値は、0.52~14.50 µMであった。