ライギョの成長・抗酸化能・免疫応答・免疫関連遺伝子の発現に関する食物性ケルセチンの影響
Effects of dietary quercetin on growth, antioxidant capacity, immune response and immune-related gene expression in snakehead fish, Channa argus
- 出典:
- Aquaculture Reports
- 2022
- 26
- 101314
- DOI:
- 10.1016/j.aqrep.2022.101314
- 要旨:
- ケルセチンを0, 150, 300, 450 mg/kgの濃度で添加した餌で、56日間ライギョを飼育した。ケルセチンは濃度依存的に、体重と成長速度を増大し、飼料換算率(ライギョの体重あたりに要した飼料の量)を改善した。ケルセチンは、血中のSOD・カタラーゼ・総抗酸化能・GST・GPxの各活性を増強し、免疫グロブリンMを増大した。ケルセチンはまた肝・脾・腎・腸の各組織に、免疫関連サイトカイン(IL-1β・TNF-α・IL-8・IL-10)を上方調節した。