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イソラムネチンはHsp70の発現を阻害し、結腸癌細胞にアポトーシスを促進する

Isorhamnetin in Tsoong blocks Hsp70 expression to promote apoptosis of colon cancer cells

著作名:
Yunqi Luan
Yunpeng Luan
Youjie Zhao
Fei Xiong
Yanmei Li
Lili Liu
Yong Cao
Fei Dai
出典:
Saudi Journal of Biological Sciences
2019
26
1011-1022
DOI:
10.1016/j.sjbs.2019.04.002
キーワード:
結腸癌
HCT116
SW480
イソラムネチン
アポトーシス
Hsp70
マウス
動物実験
要旨:
Vitro: ヒト由来結腸癌細胞株HCT116およびSW480にて、イソラムネチンは、アポトーシス関連遺伝子(Apaf1・Casp3・Casp9)の発現を調節して、アポトーシスを促進した。イソラムネチンはまた、Hsp70の遺伝子(Hspa1a・Hspa1b・Hspa8)の発現を阻害した。Vivo: ヌードマウスにSW480を移植したモデルにイソラムネチンを投与すると、腫瘍組織の成長を大幅に阻害した。イソラムネチンはHsp70の遺伝子を下方調節して、腫瘍組織のアポトーシスを誘導した。