ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ヒト由来膀胱癌細胞にてイソラムネチンは、活性酸素種が媒介するAMPKシグナル伝達経路を活性化して、細胞周期を停止しアポトーシスを誘導する

Isorhamnetin Induces Cell Cycle Arrest and Apoptosis Via Reactive Oxygen Species-Mediated AMP-Activated Protein Kinase Signaling Pathway Activation in Human Bladder Cancer Cells

要旨:
イソラムネチンは、ヒト由来膀胱癌細胞株T24・5637・2531JのG2/M期を停止し、アポトーシスを誘導した。この際、AMPK シグナル伝達経路が活性化され、活性酸素種の過剰な産出が伴った。除去剤による活性酸素種の生成の中断は、細胞周期の停止とアポトーシスを阻害した。