イソラムネチンはHeLa細胞のG2/M細胞周期を停止して、増殖を阻害する
Anti-proliferative effect of isorhamnetin on HeLa cells through inducing G2/M cell cycle arrest
- 出典:
- Experimental and Therapeutic Medicine
- 2018
- 15
- 3917-3923
- DOI:
- 10.3892/etm.2018.5892
- 要旨:
- イソラムネチンは、ヒト由来子宮頸癌細胞株HeLaの増殖を時間および用量依存的に阻害した。イソラムネチンは、サイクリンB1・Cdc25・Cdc2の発現を阻害する一方で、Cdc25とCdc2のリン酸化は促進し、HeLaにおけるG2/M期の停止を示唆した。また、イソラムネチンによるG2/M期の停止には、チューブリンの脱重合が関与していた。