ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

新規ルチンナノ乳濁液の開発と、前立腺癌細胞株PC-3への応用

Development of a new rutin nanoemulsion and its application on prostate carcinoma PC3 cell line

著作名:
Mohammad Ahmad
Sahabjada
Juber Akhtar
Arshad Hussain
Badaruddeen
Md Arshad
Anuradha Mishra
出典:
EXCLI Journal
2017
16
810-823
DOI:
10.17179/excli2016-668
キーワード:
ルチン
ナノ乳濁液
前立腺癌
PC-3
要旨:
ルチンの低いバイオアベイラビリティを克服すべく、ナノ乳濁液を新規に設計した。その結果、粒径が33.85~88.89 nmで、ゼータ電位が−2.89~−23.9 mVのナノ乳濁液を得て、90%を越えるルチンの放出率を記録した。ナノ乳濁液は、ヒト由来前立腺癌細胞株PC-3に11.8 µMのIC50値を示し、細胞内に活性酸素種を上昇して、アポトーシスを誘導した。