ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

サジー果実由来のイソラムネチンとその配糖体の、全血における抗血小板活性・抗凝固活性

Antiplatelet and Anticoagulant Activity of Isorhamnetin and Its Derivatives Isolated from Sea Buckthorn Berries, Measured in Whole Blood

著作名:
Anna Stochmal
Agata Rolnik
Bartosz Skalski
Jerzy Zuchowski
Beata Olas
出典:
Molecules
2022
27
4429
DOI:
10.3390/molecules27144429
キーワード:
イソラムネチン
配糖体
血小板
血液凝固
抗血栓
ex vivo
要旨:
サジー果実から単離したイソラムネチンとイソラムネチンの配糖体2種の、合計で3化合物の抗血小板活性および抗凝固活性をex vivoで評価した。血栓形成分析システムでは、3化合物とも50 μg/mLの濃度で、対照と比べて血栓の形成が著しく減少した。また、抗接着を含む抗血小板活性も示し、イソラムネチンよりも3,7-ジ配糖体(3-O-グルコース、7-O-ラムノース)が優れていた。