ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ルチンを含む酸化亜鉛ナノ粒子の合成: 物性評価・抗酸化および抗菌活性・アルテミアに対するin vivo細胞毒性

Synthesis of Zinc Oxide Nanoparticles with Bioflavonoid Rutin: Characterisation, Antioxidant and Antimicrobial Activities and In Vivo Cytotoxic Effects on Artemia Nauplii

著作名:
Mansab Ali Saleemi
Batoul Alallam
Yoke Keong Yong
Vuanghao Lim
出典:
Antioxidants
2022
11
1853
DOI:
10.3390/antiox11101853
キーワード:
ルチン
酸化亜鉛ナノ粒子
乳癌
MCF-7
安全性
要旨:
ルチンを含む酸化亜鉛ナノ粒子を調製し、各種スペクトルで構造を確認した。また、粒径は13.22 nmで、ゼータ電位は–8.50±0.46 mVであった。ヒト由来乳癌細胞株MCF-7に対するIC50値はフリーのルチンが350±30.1 μg/mLであったのに対して、ナノ粒子は16.39±6.03 μg/mLであり、大幅な向上を認めた。アルテミアを用いた試験にて毒性はなく、安全性を実証した。