シクロホスファミドがマウスに誘発した脳・心・脾毒性に対する、シリマリン・ルチン・カテキンの細胞保護効果
Evaluation of Cytoprotective Effect of Silymarine, Rutin, and Catechin on Cyclophosphamide-Induced Toxicity on Brain, Heart, and Spleen in Mice
- 出典:
- Asian Journal of Pharmaceutics
- 2022
- 16
- 214-222
- DOI:
- 10.22377/ajp.v16i2.4397
- 要旨:
- マウスに抗癌剤シクロホスファミドを投与すると、脳・心・脾組織の抗酸化物質(GHS・SOD・カタラーゼ)が低下したが、シリマリン・ルチン・カテキンの共投与はいずれも、正常の範囲内に留めることが出来た。一方、シクロホスファミドがもたらす、毒性の指標である過酸化脂質の上昇は、3種フラボノイドとも有意に抑制した。