ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

実験的に誘発したラットの急性心挫傷へのルチンの効果: 生化学的および組織病理学的評価

The effect of rutin on experimentally induced acute heart contusion in rats: Biochemical and histopathological evaluation

著作名:
Bekir Elma
Renad Mammadov
Halis Süleyman
Betül Gündoğdu
Şerif Yurt
Yasin Bilgin
Abdulkadir Çoban
出典:
Turkish Journal of Trauma and Emergency Surgery
2022
28
1073-1081
DOI:
10.14744/tjtes.2021.97760
キーワード:
ラット
外傷
急性心挫傷
ルチン
トロポニンI
クレアチンキナーゼMB
動物実験
要旨:
麻酔したラットの前胸壁に、1 mの高さから200 gの錘を落下させて、急性心挫傷を惹起した。その後のルチンの投与は、心組織におけるマロンジアルデヒド・活性酸素種・NF-κBの上昇を抑え、GSHと総抗酸化能の減少も抑制した。心損傷の指標であるトロポニンIおよびクレアチンキナーゼMBの上昇も、ルチンが有意に抑制した。