クサキンロバイ由来のケルセチンおよびケルセチン配糖体の、α-グルコシダーゼ阻害活性
Quercetin of Potentilla bifurca 3-Glycosylation Substitution Impact the Inhibitory Activity on α-glucosidase
- 出典:
- Pharmacognosy Magazine
- 2022
- 18
- 458-462
- DOI:
- 10.4103/pm.pm_522_21
- 要旨:
- クサキンロバイ(草金露梅、Potentilla bifurca)から単離した、ケルセチンとケルセチン配糖体3種の計4種を対象に、α-グルコシダーゼの阻害活性を評価した。その結果、ケルセチンとその3位キシロース配糖体が最も強い阻害活性を示した。3位グルコース配糖体(イソケルセチン)は活性が弱まり、グルコースの6位がクマロイル化された類縁体では更に活性が弱まった。