オクラトキシンAがブロイラーに誘発した腎毒性における、ケルセチンの抗酸化および抗アポトーシス効果
Antioxidant and antiapoptotic effects of quercetin against ochratoxin A-induced nephrotoxicity in broiler chickens
- 著作名:
- Rehab E. Abdelrahman
- Abdel Azeim A. Khalaf
- Mohamed A. Elhady
- Marwa A. Ibrahim
- Eman I. Hassanen
- Peter A. Noshy
- 出典:
- Environmental Toxicology and Pharmacology
- 2022
- 96
- 103982
- DOI:
- 10.1016/j.etap.2022.103982
- 要旨:
- カビ毒オクラトキシンAを投与したブロイラーは、血中のクレアチニン・尿酸・尿素窒素が上昇した。腎組織においては、マロンジアルデヒドが上昇し、抗酸化物質は減少して、病変とアポトーシスが進行した。しかし、ケルセチンの共投与は、この様な異常を抑止した。ケルセチンはPI3K/AKTシグナル伝達を抑制して、腎保護効果を発揮した。