ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは肝炎のモデルラットにて、相互作用に由来する損傷を改善する

Molecular interplay promotes amelioration by quercetin during experimental hepatic inflammation in rodents

著作名:
Devoshree Mukherjee
Riaz Ahmad
Shahid Nayeem
出典:
International Journal of Biological Macromolecules
2022
222
2936-2947
DOI:
10.1016/j.ijbiomac.2022.10.069
キーワード:
ジエチルニトロソアミン
肝損傷
ラット
COX-2
iNOS
GST
ケルセチン
動物実験
分子ドッキング
要旨:
ジエチルニトロソアミンで肝損傷を惹起したラットは、COX-2とiNOSが上昇した。同時に、COX-2・iNOS・GSTが動的に相互作用することを見出した。ケルセチンの投与はCOX-2とiNOSの発現を低減した。別途実施した分子ドッキングは、COX-2・iNOS・GSTのいずれもがケルセチンと高い親和性を示し、潜在的な標的であると結論した。