ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

コダカラベンケイとその主成分ケルセチンの、赤痢アメーバと膣トリコモナスへのin vitro効果

In-Vitro Effect of Kalanchoe daigremontiana and Its Main Component, Quercetin against Entamoeba histolytica and Trichomonas vaginalis

要旨:
ベンケイソウ科の植物コダカラベンケイ(Kalanchoe daigremontiana)のメタノール抽出物および主成分であるケルセチンの、抗寄生虫活性を評価した。トロフォゾイト(摂食段階)にある赤痢アメーバおよび膣トリコモナスに対して、ケルセチンの方がコダカラベンケイ抽出物よりも顕著に、生存を阻害した。