ケルセチンとレスベラトロールとを共担持した、ゼイン/カルボキシメチルセルロースナノ粒子: 物性評価・安定性・in vitro消化
Co-encapsulation of quercetin and resveratrol in zein/carboxymethyl cellulose nanoparticles: Characterization, stability and in vitro digestion
- 著作名：
- Zhongyu Yang
- David Julian McClements
- Xinwen Peng
- Chao Qiu
- Jie Long
- Jianwei Zhao
- Zhenlin Xu
- Man Meng
- Long Chen
- Zhengyu Jin
- 出典：
- Food & Function
- 2022
- 13
- 11652-11663
- DOI：
- 10.1039/D2FO02718F
- 要旨：
- ケルセチンおよびレスベラトロールを、ゼイン/カルボキシメチルセルロースナノ粒子に封入した。このナノ粒子の消化性を、pH2.5に調整しペプシンを加えた模擬胃液(NaCl、塩酸水)を用いて評価した。混合ミセル相内で可溶化される割合を比較したところ、フリーのケルセチンとレスベラトロールでは63%と７0%であったが、ナノ粒子では86%と79%にそれぞれ向上した。