ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

アセチルコリンエステラーゼ・アミロイドβの凝集・アセチルコリンエステラーゼ-アミロイド相互作用に対する、ケルセチンとアピゲニンの阻害効果

Three to Tango: Inhibitory Effect of Quercetin and Apigenin on Acetylcholinesterase, Amyloid-β Aggregation and Acetylcholinesterase-Amyloid Interaction

要旨:
アセチルコリンエステラーゼ(AChE)の非存在下における、アミロイドβの凝集阻害率はケルセチンが75%でアピゲニンが67%であった。一方、AChEが存在すると、ケルセチンが58%でアピゲニンが26%に低下して、フラボノイドとAChEとの相互作用を示唆した。分子ドッキングは、ケルセチン・アピゲニンともに、AChEの末梢部位においてTrp286との相互作用を示した。