ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

骨欠損の治癒に関するケルセチンと異種移植の効果

Investigation of the effects of quercetin and xenograft on the healing of bone defects: An experimental study

著作名:
Bekir Durmaz
Nedim Gunes
Mahmut Koparal
Mehmet Gul
Serkan Dundar
Muhammet Bahattin Bingul
出典:
Journal of Oral Biology and Craniofacial Research
2023
13
22-27
DOI:
10.1016/j.jobcr.2022.10.008
キーワード:
ラット
骨欠損
異種移植
ケルセチン
動物実験
要旨:
脛骨の骨幹端部分の皮質海綿骨を手術的に欠損したラットを、以下の4群に分けた。1) 処置なし、2) 欠損を異種移植片で埋める、3) ケルセチン0.1 mg/kgを1日1回投与、4) 移植とケルセチン投与の組合せ。 8日後に脛骨組織を調べたところ、4)が最も高い治癒効果を示した。従って、ケルセチンは骨の治癒を促進して、異種移植の治癒率を増強した。