ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

自然療法としてのケルセチンの抗癌スクリーニング

Anticancer Screening of Quercetin as a Natural Treatment

著作名:
Wedad Ahmed
出典:
Scientific Journal for the Faculty of Science-Sirte University
2022
2
19-27
DOI:
10.37375/sjfssu.v2i2.439
キーワード:
ケルセチン
抗増殖作用
アポトーシス
リンパ系細胞
Raji
白血病
MOLT-4
骨髄腫
U266B1
結腸直腸癌
CT-26
前立腺癌
LNCaP
要旨:
9種の癌細胞株を用いて、ケルセチンの抗増殖作用と、アポトーシスの誘導をスクリーニングした。ケルセチンが強い抗増殖作用を示した細胞株は、ヒトリンパ系細胞Raji、急性リンパ芽球性白血病細胞MOLT-4、ヒト骨髄腫細胞株U266B1の3種であった。ケルセチンがアポトーシスを誘導した細胞株は、RajiとMOLT-4に加え、結腸直腸癌細胞株CT-26と前立腺癌細胞株LNCaPの計4種であった。