ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

レスベラトロールとケルセチンとの組合せは結腸癌細胞に抗癌活性を有し、発癌性マイクロRNA-27aを抑制する

Resveratrol and Quercetin in Combination Have Anticancer Activity in Colon Cancer Cells and Repress Oncogenic microRNA-27a

著作名:
Armando Del Follo-Martinez
Nivedita Banerjee
Xiangrong Li
Stephen Safe
Susanne Mertens-Talcott
出典:
Nutrition and Cancer
2013
65
494-504
DOI:
10.1080/01635581.2012.725194
キーワード:
結腸癌
HT-29
レスベラトロール
ケルセチン
miR-27a
ZBTB10
要旨:
ヒト由来結腸癌細胞株HT-29のIC50値は、レスベラトロールが18.13 μg/mLでケルセチンが18.73 μg/mLであったが、両者を1:1で組合せると11.85 μg/mLに向上した。組合せはマイクロRNA-27a (miR-27a)を減少し、ZBTB10(癌細胞の増殖因子の発現を抑制する蛋白質)を誘導した。