ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

実験計画法に基づくケルセチンを担持したナノ乳化ゲルの調製の最適化と、ヒト由来皮膚癌細胞株を用いる活性評価

Design-of-Experiments (DoE)-Assisted Fabrication of Quercetin-Loaded Nanoemulgel and Its Evaluation against Human Skin Cancer Cell Lines

著作名:
Aman Chitkara
Bharti Mangla
Pankaj Kumar
Shamama Javed
Waquar Ahsan
Harvinder Popli
出典:
Pharmaceutics
2022
14
2517
DOI:
10.3390/pharmaceutics14112517
キーワード:
ケルセチン
ナノ乳化ゲル
実験計画法
皮膚癌
A431
要旨:
超音波照射により、ケルセチンを担持したナノ乳化ゲルを調製した。その最適化に、実験計画法を利用した。乳化ゲルに含まれるナノ粒子の粒径は173.1±1.2 nmで、ゼータ電位は−36.1±5.9 mVであった。また、ケルセチンの封入効率は99%であった。ヒト由来外陰部上皮様癌細胞株A431に対するIC50値は、ナノ乳化ゲルが108.5 μM、フリーのケルセチンが579.0 μMであった。