ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

リン化アルミニウムが誘発した急性および亜急性心肝毒性から、ケルセチンはラットを保護する

Quercetin protected from Aluminum phosphide-induced acute and subacute cardio- and hepatotoxicity in rats

著作名:
Fatemeh Jafari-Garageshlaghi
Fatemeh Hashtarkhani
Hamid Soraya
Hassan Malekinejad
出典:
Current Pharmaceutical Design
2022
28
3513-3524
DOI:
10.2174/1381612829666221130123706
キーワード:
リン化アルミニウム
ラット
ケルセチン
肝保護
心保護
動物実験
要旨:
ラットにリン化アルミニウムを投与して、急性(12.5 mg/kg、単回)および亜急性(2 mg/kg/day、7日間)中毒をそれぞれ惹起した。ケルセチンの投与は、肝および心機能に関連する酵素濃度とミエロペルオキシダーゼ活性を低下して、リン化アルミニウム中毒を軽減した。ケルセチンはまた、リン化アルミニウムがもたらした心電図の異常 (T反転、R波の双頭症)と不整脈を大幅に改善し、肝・心両組織の酸化ストレスと損傷を軽減した。