ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

鎌状赤血球症における血栓形成の、イソケルセチンによる標的化: 固定用量・単一施設・第II相無作為化臨床試験

Targeting Thrombophilia in Sickle Cell Disease with Isoquercetin: Results of a Fixed Dose, Single Center, Phase II Randomized Clinical Trial

要旨:
40±11.57歳の鎌状赤血球症患者46名を対象とする、イソケルセチンによる治療効果を検証した無作為化二重盲検プラセボ対照第II相臨床試験。ランダムに2群に分け、23名にはイソケルセチン1000 mg/dayを投与し、残る23名はプラセボを服用し、28日後に血液検査を実施した。血漿中の可溶性P-セレクチンを主要評価項目に設定したが、ベースラインから28日後の変化は両群間に差を認めなかった(P=0.66)。