ケルセチンとビタミンEは、ドキソルビシンが生殖組織に誘発したストレスと炎症を排除するか?
Do Quercetin and Vitamin E Properties Preclude Doxorubicin-induced Stress and Inflammation in Reproductive Tissues?
- 出典:
- Current Cancer Therapy Reviews
- 2022
- 18
- 292 - 302
- DOI:
- 10.2174/1573394718666220726105843
- 要旨:
- ドキソルビシンをメスラットに投与した。その結果、卵巣および子宮にてSOD・カタラーゼ・GPxが減少し、マロンジアルデヒド・一酸化窒素・TNF-αは上昇して、酸化ストレスと炎症を惹起した。しかし、ケルセチンもしくはビタミンEの投与はいずれも、この様な異常を改善した。なお、ケルセチンとビタミンEとの組合せの実験は行っていない。