ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

腎血管性高血圧ラットにおいて、ケルセチンは心機能を改善せずに、心肥大メディエーターと不適応な冠動脈リモデリングを減少する

Quercetin decreases cardiac hypertrophic mediators and maladaptive coronary arterial remodeling in renovascular hypertensive rats without improving cardiac function

要旨:
2腎性1クリップ(2K1C)腎血管性高血圧ラットにケルセチンを投与した。収縮期血圧は下がらなかったが、左室においてケルセチンは、酸化ストレスとTGF-βを顕著に減少し、MMP-2の活性を低下した。ケルセチンはまた、高血圧に起因する冠動脈肥大リモデリングを改善したが、心臓の肥大リモデリングと機能不全は軽減しなかった。