ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

諸刃の剣: ケルセチンの潜在的な薬物間相互作用

A Double-Edged Sword: Focusing on Potential Drug-to-Drug Interactions of Quercetin

著作名:
Kaixi Ding
Huanan Jia
Wei Jiang
Yangzhen Qin
Yu Wang
Ming Lei
出典:
Revista Brasileira de Farmacognosia
2023
33
502–513
DOI:
10.1007/s43450-022-00347-6
キーワード:
総説
ケルセチン
薬物相互作用
体内動態
薬効増強
毒性軽減
要旨:
ケルセチンと薬物との相互作用をまとめた総説。ケルセチンが他剤の体内動態に影響を与えた例として、その要因物質を血清アルブミン・チトクロームP450・糖蛋白質・有機アニオン輸送ペプチド・グルクロニダーゼに章分けして論じる。ケルセチンが他剤の薬効を増強し、毒性を軽減した事例は、感染症・慢性感染症・心血管疾患・糖尿病・癌に章分けして論じる。