ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

柑橘類およびリンゴ繊維から調製した、ケルセチン/食物繊維複合体: ケルセチン濃度の影響

Application of Citrus and Apple Fibers for Formulation of Quercetin/Fiber Aggregates: Impact of Quercetin Concentration

著作名:
Ivana Buljeta
Ina Ćorković
Anita Pichler
Josip Šimunović
Mirela Kopjar
出典:
Plants
2022
11
3582
DOI:
10.3390/plants11243582
キーワード:
食物繊維
ケルセチン
複合体
抗酸化作用
要旨:
食物繊維はポリフェノールと複合体を形成し、キャリアとして機能することが知られている。柑橘類およびリンゴ由来の繊維に、5, 10, 20 mMの濃度となるようにケルセチンを結合して、複合体を調製した。HPLC分析は、柑橘類繊維よりリンゴ繊維に対するケルセチンの高い親和性を示唆した。抗酸化力は、リンゴ繊維との複合体の方が高く、濃度依存的に向上した。