ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンを担持したキトサンナノ粒子は、抗酸化酵素を調節し炎症誘発性サイトカインを下方調節して、アジュバントが誘発したラットの関節炎を改善する

Quercetin-loaded chitosan nanoparticles ameliorate adjuvant-induced arthritis in rats by regulating anti-oxidant enzymes and downregulating pro- and inflammatory cytokines

要旨:
ケルセチンとキトサンより、粒径が83.9 nmの新規ナノ粒子を設計した。完全フロイントアジュバントで惹起した関節炎のモデルラットに、ナノ粒子を投与した。その結果、足首の腫れを大幅に縮小し、TNF-αとIL-6を低減した。ナノ粒子はまた、足首のみならず、腎肝両組織の病変も改善した。