心房細動における電気的および構造的リモデリングに対するイソラムネチンの新規予防効果
Novel preventive effect of isorhamnetin on electrical and structural remodeling in atrial fibrillation
- 著作名:
- Kazuhiro Aonuma
- DongZhu Xu
- Nobuyuki Murakoshi
- Kazuko Tajiri
- Yuta Okabe
- Zixun Yuan
- Siqi Li
- Yoshiko Murakata
- Kenichi Tominaga
- Akihiko Nogami
- Kazutaka Aonuma
- Masaki Ieda
- Hiroko Isoda
- 出典:
- Clinical Science
- 2022
- 136
- 1831–1849
- DOI:
- 10.1042/CS20220319
- 要旨:
- アンジオテンシンIIで惹起した心房細動のモデルマウスに、イソラムネチンを投与した。その結果、心房細動の誘導が減少し、アンジオテンシンIIに起因する心房の有効不応期の延長を回復した。イソラムネチンは、アンジオテンシンIIが拡張期細胞内に誘発した異常なカルシウム活性を排除した。別途実施したvitro実験にて、アンジオテンシンIIがHL-1細胞に誘導した活動電位持続時間の延長と、異常なカルシウム負荷も、イソラムネチンが無効にした。