ハマビシ(Tribulus terrestris)に含まれるフラボノイドのキサンチンオキシダーゼ阻害能: in vivo・in silico・in vitro研究
Xanthine oxidase inhibitory potentials of flavonoid aglycones of Tribulus terrestris: in vivo, in silico and in vitro studies
- 著作名:
- Olusegun Samson Ajala
- Ayotomiwa Olubusayo Ayeleso
- Mbang Owolabi
- Moshood Olusola Akinleye
- Grace Ukpo
- 出典:
- Future Journal of Pharmaceutical Sciences
- 2022
- 8
- 58
- DOI:
- 10.1186/s43094-022-00448-y
- 要旨:
- Vivo: 海浜植物の多年草ハマビシ(Tribulus terrestris)葉抽出物より得たフラボノイド画分を、エタノールで惹起した高尿酸血症のモデルマウスに投与した。その結果、血中および肝組織中の尿酸を大幅に低減した。Vitro: フラボノイド画分の主成分であるイソラムネチン・ケンフェロール・ケルセチンのキサンチンオキシダーゼに対するIC50値はそれぞれ、22.2±2.1, 8.2±0.9, 20.4±1.3 μg/mLであった。分子ドッキング: イソラムネチン・ケンフェロール・ケルセチンのキサンチンオキシダーゼに対する親和性は、−7.8, −8.2, −8.1 kcal/molと算出され、vitro実験の結果を反映した。