ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

糖尿病の治療効果が期待されるα-アミラーゼ阻害剤としてのケルセチンとウンベリフェロン

In Silico Proof of the Effect of Quercetin and Umbelliferone as Alpha-Amylase Inhibitors, Which Can Be Used in the Treatment of Diabetes

著作名:
Ergin Murat Altuner
出典:
Kastamonu University Journal of Forestry Faculty
2022
22
202-216
DOI:
10.17475/kastorman.1215281
キーワード:
糖尿病
ケルセチン
ウンベリフェロン
α-アミラーゼ
分子ドッキング
要旨:
ケルセチンおよびウンベリフェロンの、糖尿病の標的蛋白質であるα-アミラーゼとの親和性を、分子ドッキングで検証した。その結果、ケルセチンとα-アミラーゼとの結合エネルギーを-10.92 kacl/molと算出し、Ki値は9.97 nMと予測した。一方、ウンベリフェロンのケースは-7.56 kacl/molと2.89 µMであった。